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ワークアウト何をするべき?ピラティスとヨガの掛け合わせが最強な理由。

ワークアウト何をするべき?ピラティスとヨガの掛け合わせが最強な理由。

こんにちは。高松市仏生山町ピラティス&ヨガSomali(ソマリ)のインストラクター、理学療法士のYUKAです。

この記事は暖かくなってきて、ワークアウトでもはじめてみようかと思っている方に是非読んで欲しいです。
どうせやるなら効率よく理想の身体に近づきたくないですか?
ただ何となく身体を動かしたという方も、運動不足解消と同時にに肩こり等の不調の改善や姿勢改善につながるワークアウトができると良いですよね。

どうせやるなら効率よくワークアウト

それを叶えてくれる方法の1つとしてピラティスとヨガがあります。
この記事では
筋トレとピラティスの違い
ピラティスやヨガはこんな人にオススメです。
ヨガとピラティスのちがいは?
ピラティスとヨガの掛け合わせが最強な理由


をご紹介します。

筋トレとピラティスの違い

ピラティスは筋トレ?と勘違いされている方も多いのではないでしょうか?
やり方によってはただの筋トレになりかねません。
大切なのはどこに意識を持って取り組んでいるか?というところになってきます。

とにかく実際に体感してみてください。

パターン1
①四つ這いの姿勢からスタート
②片足の膝を伸ばしながら後ろへ上げてください。

一般的なお尻や太ももの裏側を鍛える動きです。
何度か両足ともやってみてその時の感じを覚えておいてくださいね。

パターン2
①四つ這いの姿勢からスタート
②肘が伸びすぎない(ロックをかけない)ように、ほんの少し曲げておいてください。
③頭側と尾骨側(おしり側)の両方向に背骨を引き合うことを意識してください。
④ ②・③をキープしたまま、ゆっくりと息を吐きながら片足を後ろへ伸ばしてください。
⑤息を吸いながらゆっくりと四つ這いに戻す。

こちらも数回両側やってみてください。


どうですか?
違いを感じられましたか?

パターン1は確かにおしりや太ももの裏を使っている感はあると思いますが、人によって腰が反りすぎてお腹が下に
落ちていたり、肩がすくんで痛みが出たりなど他の部位との協調性が得られにくくないですか?

パターン2では肘を緩めた状態で背骨を2方向に伸び合うことで肩の位置とお腹の位置が定まり安定します。
それをキープしながら足を上げようとすると足も背骨を2方向に引き合う方向に同調して動くことになり、肩・背骨・足の協調性が保てます。
要するに全身で伸びながら動くという感じです。
そうすることによって筋肉の長さを過度に縮めてムキムキポッコリの筋肉ではなく、細長くしなやかな筋肉にすることができるのです。

また、常に全身をつなげるように意識しながら動くのでどこか1か所だけに負担がかかることなく省エネで動くことができます。そして常に背骨の動きや背骨のs字(生理的弯曲)を意識するので姿勢が整いやすくなります。


ピラティスやヨガはこんな人にオススメです。

「どうせピラティスやヨガって身体が柔らかくてバリバリ動ける人がやるやつでしょ?」
って思ってますか?
いえいえ。以下の方に特にオススメです。

・あまり運動経験がない方
・元々筋力が少ない方
・産後でスタイルが崩れてしまった方
・体力に自信がない方 など

そう。子供でもお年寄りでも強度を変えれば誰にでもできます。
実際、私がリハビリの仕事をしていた時も身体に麻痺のある方にもピラティスを取り入れていました。
そして立つ動作や足を踏み出すことなどの結果に繋がりやすいと実感していました。

体力や筋力、身体の柔らかさに自信がない人の方が効果を感じやすいです。

主な効果は
・身体が軽く動きやすくなる。
・姿勢が整う
・体力がつく
・肩こりや腰痛などの身体の不調を改善できる。
などです。

普段の生活の癖で蓄積した歪みを整えて快適な身体を目指していく方法なんです。
自分の足りないところや癖を知っておけば、いつでも自分で快適な身体へ修正できることに繋がりますよね。

そのためのツールとしてピラティスとヨガの掛け合わせが最強かなと思います。

ヨガとピラティスのちがいは?

ヨガの特徴はなんといっても精神面にとても効果的ということ。
呼吸をうまく使って心と身体をコントロールしていく方法です。
呼吸やマントラを使って意識を自分の内側へ向ける練習から始まります。

・集中すること
・自分の体感や本心に気づくこと
・静かに状況を観察すること(客観視すること)
・イメージをうまく使って心や体を操作すること
・全体像をとらえていながらもいつでも一部分に意識を集中できる
など

とってもザックリですが、上記のようなことを意識すること自体がヨガです。
そして、ヨガのポーズは西洋医学的にみても、とても巧妙に筋の連結や骨格のバランスを考えて作られています。
そのため、ヨガのポーズは難易度が上がっていく程に誤魔化しが効かず、正しく身体を使えていないとできません。
また、ヨガは全身をエネルギー(プラーナ)がめぐる感覚を意識的に操作する。など、少しスピリチュアルな要素もあります。

アサナ(ヨガのポーズ)の実践だけをとらえると、立位のポーズやバランスポーズ、アクティブなポーズは軸の安定と全身を伸び合って使うのでピラティスとコンセプトは一緒だと感じます。
ただ、ヨガはポーズをキープして呼吸で余分な力を抜く(脱力する感覚)練習に最適です。

全身伸び合いながら、ストレッチされている部分を意識して息を吐く。
余分な力が抜けてさらに深く伸びることができる。

というようにリラックスすること力を抜くことに優れていると思います。

ピラティスはスピリチュアルな要素は少なく、西洋医学的かもしれません。
イメージを使って指導することもありますが、あくまでも動きを分かりやすく表現するためだけです。
「水の温度を確かめるようにチョンと足を床へあてる」など

ピラティスは、このポーズでは具体的にどのように背骨を使うとか、どの方向に伸びるか、どんなエラーを防ぎたいか
が明確になっています。それらを動きながら試行錯誤して動きの中で身体を修正していきます。
このようにピラティスは具体的にフォーカスする部位や方法を提示して全身をアクティブにしていくことに優れていると思います。

ピラティスとヨガの掛け合わせが最強な理由

ピラティス好きな人はストレッチが苦手な人が多いと感じます。
リラックス系のヨガが好きな人はアクティブなポーズが苦手、抽象的でバンダが意識しにくいなどのお悩みをよく聞きます。

ピラティスは全身脱力することはあまりありません。
力の抜き方が分からないという方は、ストレッチが苦手でアクティブに身体を動かす方が分かりやすいようです。
ただ、注意したいところは、ピラティスのコンセプトである2方向に伸び合うことが十分にできずに力んでしまい、硬いムキムキした筋肉になりやすいという点です。

そんな時は、ヨガの呼吸で脱力やリラックスを促す要素を取り入れてみてください。いきなり強くストレッチしなくても、脱力できなくても大丈夫。負担の少ない強さで伸びる部分に意識を向けるだけでも変わってきます。余裕が出てくると力の入り具合の違いに気づけるようになってきます。

逆にストレッチや力を抜くことが得意な方は、バランスポーズが苦手だったり、アクティブなポーズが苦手だったりするかもしれません。
そんな時は、コアを明確に意識した呼吸法に変えるだけでも身体の安定感を実感できると思います。
また、ピラティスでは仰向けに寝た状態でコアにフォーカスして動き、徐々に手足のコントロールを加えていく。
というように、低負荷でピンポイントな意識から全身を捉えてコントロールしていくので、コアがおろそかになりにくいなどの利点があります。

また、ピラティスで身体の使い方の基礎を整理して、ヨガで立位や複雑な姿勢でも応用できるように練習するという方法もあります。

このようにヨガとピラティスが双方の上達の手助けとなり、効率的に理想の身体に近づけるのです。

まとめ

ワークアウトにはピラティスやヨガがオススメです。
貴女の身体に必要なものを選んでセルフメンテナンスしてみてください。
やみくもにやるよりも早く確実に結果が出せます。
自分には何が必要かわからない方は、気になる方からtryしてみてください。
もしくは、オンラインでもいいので一度インストラクターに身体をcheckしてもらういいと思います。
無料動画等で頑張っているけど結果が出ないという方も対面クラスやオンラインレッスンに参加してみてください。
きっと自分では気づけなかった解決のヒントが見つかると思います。

この記事が、誰かの役に立っていると幸いです。
さあ、少しずつでも身体を動かして、軽くてしなやかな身体を手に入れましょう!

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