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腰痛が強い時、どのように対処していますか。

こんばんは。高松市仏生山 ピラティス&ヨガインストラクター、理学療法士のユカです。

突然ですが、身体のどこかに痛みがある時どのようにその部分を動かしますか?

痛みの原因

「この動きをすると痛くなるかもしれない」
と勝手に予測して痛みが少しでも出ないか恐る恐る動く。
そもそも痛いから動かさない。
痛くて辛いという気持ちがずっと頭から離れず憂鬱になる。
など、私たちはその痛みを回避したいのであらゆる防衛策を講じます。

しかし、その防衛策こそが痛みを増幅させる原因の一つにもなりかねません。



医学では証明できない原因不明の疼痛が存在します。
その多くは自分の心が生み出した痛みである場合があります。
自分でも気づかないうちに、もう治っているはずの疼痛を増幅させ長引かせていることもあります。

ぎっくり腰のような骨に異常のない急性疼痛は安静にしていれば、数週間で治ります。
しかし、その数週間の生活の中で蓄積した痛みの経験(この動きで激しい痛みが出る。など)や痛みの予測と探索(痛みが出そうだ!!と勝手に予測してその通り痛みが出るか痛みを探す。)、痛みへの注意過多(他にも痛みが出るシチュエーションはないか痛みに注意を向けて探す。)などにより、痛みを感じ続ける思考の回路と感覚の回路を自分で作り上げてしまうことがあります。


大切なことは

大切なのは、痛みを探すことではなく、痛みのすくない状態を探すことです。
痛みがひどい時は、起き上がり方のパターンを変えて腰に負担の少ない方法で起きるなどの対策をとります。その方法でも痛いけど、いつものパターンより痛くない。
急性の痛みが減ってきたら、前はパターンを変えても少し痛かったが、今は痛くない。など
徐々に痛くなくなってきている感覚に注意を向けて観察します。
痛みが減ってきているのを感じられれば、いつもの起き上がりパターンに段階を経て戻していくことへの恐怖心は自然と減ってきます。
心と身体は密接にリンクしているんですね。

もちろん、腰を痛めない身体作りをすることも予防や回復には必要なことです。
それと合わせて、自分の考え方次第で痛みが増悪も軽減もするということを知ってほしいと思い記事にしてみました。

痛みや不調をなんとかしたい方はぜひ一度ご相談ください。
国家資格を持ったスタッフがていねいにヒアリングして
適確に運動方法やケアをご提供します

ご不明な点やご質問はメールまたは LINEへ

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